【機動戦士ガンダム 名台詞集】タムラ「兵隊の食事のカロリーは・・・!」

「兵隊の食事のカロリーは、作業量によって決められてんですっ!」(byタムラ)

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1979年に放送が開始されたTVアニメ『機動戦士ガンダム』。

本作では、何気ないけれど心に残るセリフが数多くあります。

登場キャラクターの老若男女問わずに発せられた言葉の数々。

ここでは、その中から第9話「翔べ!ガンダム」での

タムラのセリフ

「兵隊の食事のカロリーは、作業量によって決められてんですっ!」

について語ってみましょう。

 

募る不満と欲求と

急激な人口増加に対応する為に、地球の衛星軌道上及びその周辺に建造された

円筒形の人工大陸スペースコロニー。

人類がそこで暮らすようになって半世紀。コロニーの一つサイド3がジオン公国を名乗り、

地球連邦に独立戦争を挑んで来た。

戦況が膠着状態に陥ってから八か月後。

サイド7に於ける地球連邦のV作戦の機密を探るジオン軍の行動が戦況を動かす。

戦火に巻き込まれ避難民となったサイド7の一般人たちを乗せて、

連邦軍戦艦ホワイトベースは地球へと降り立つ。

だがそこは、ジオン軍の占領地帯であった。

 

連邦軍の援護が期待できないホワイトベース艦内に不穏な空気が漂う。

カイ・シデンがアムロとリュウ・ホセイの食事の量が自分達よりも多い事について

食堂責任者タムラに文句を言っていたのだ。

「兵隊の食事のカロリーは、作業量によって決められてんですっ!」

タムラのこの叫びは、アムロだけがパイロットであるが故にモビルスーツ・ガンダムを

操縦して連戦に次ぐ連戦を行っていると言う、異常事態を示す物でもあった。

 

「兵隊の食事のカロリーは、作業量によって決められてんですっ!」

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富野喜幸(現・由悠季)監督の手がけた作品には、食事シーンがよく登場しています。

当時のスポンサーからの要求は〈ガンダムと敵ロボット(モビルスーツ)との戦闘シーンを

○○分は入れる事〉と言う事。

逆に言えば、この最低限の要求をクリアすれば多様な演出が出来ると言う、

意外にも縛りの少ない物でした。(※)

食事シーンはその多様な演出の内の一つになります。

思えば第1話「ガンダム大地に立つ」の開幕の数分後に於いて既に“手を付けていない

サンドイッチ”のシーンを描いているんですね。

戦況が厳しくなる番組後半でも、ハンバーガーにパクつくスレッガーのシーンを

入れるなど拘っているとも言えます。

 

これは推測になりますが、富野監督の『アルプスの少女ハイジ』『母をたずねて三千里』などの

日常アニメの制作(絵コンテ)経験が影響しているのではないでしょうか。

アニメのキャラクターを生き生きとしたモノ=血の通ったモノ―に見せるには、

派手な動きだけでは無い演出も不可欠。

その代表的な物として食事(および、それに関する事)シーンを描いているのだと思われます。

そして当シーンでは、食事に関連して現況の厳しさも描写しているのですから細かいです、演出が。

 

食事と言う行為は最も身近なモノであり、これを描写する事によってキャラクター自身も

身近に感じられます。

作画の手間は確かにかかりますが(調理及び食事シーン)その効果は大きい物と思われます。

美味しそうに食べるシーンって最高じゃないですか。

近年では『アイカツ!』の学食、『プリキュア』シリーズのパン屋、ドーナツ屋等が普通に見られます。

一番印象的だったのは『未確認で進行形』の調理シーンですね。

 

(※)余談になりますが、これが2016年放送の『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』になると、

モビルスーツは登場するけれど動かない(=戦闘シーンが無い)回が数回存在するなど、

時代の変化を実感していく事になります。

 

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まとめ

タムラのセリフ

「兵隊の食事のカロリーは、作業量によって決められてんですっ!」

について語ってみました。

タムラと言えば第16話「セイラ出撃」における塩の話も思い出されます。

考えてみれば塩を獲得する為に丸々一話使うと言うのも、今思えば面白いですね。

 

これは個人的な話になりますが、私は『ガンダム』を見た事で食べられる様になった物があります。

それはトマト。

アムロがかぶりつくその食べ方に、なぜか美味しそうだなと感じて、食べてみると・・・以後、

今でも意識して食べています。この時の作画・演技が良かったからでしょう。

放送後にリリースされたLPレコード『機動戦士ガンダムⅢ アムロよ…』のジャケットが、

この場面の原画だったのには思い込みだけれども、不思議な物を感じました。

 

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