【機動戦士ガンダム 名台詞集】レビル将軍「全軍を指揮する者が、」

「全軍を指揮する者が、弾の後ろで叫んでいては、勝つ戦いも勝てんよ」(byレビル将軍)

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1979年に放送が開始されたTVアニメ『機動戦士ガンダム』。

本作では、何気ないけれど心に残るセリフが数多くあります。

登場キャラクターの老若男女問わずに発せられた言葉の数々。

ここでは、その中から第26話「復活のシャア」の

レビル将軍のセリフ

「全軍を指揮する者が、弾の後ろで叫んでいては、勝つ戦いも勝てんよ」

について語ってみましょう。

 

大将の姿勢が示す物―

急激な人口増加に対応する為に、地球の衛星軌道上及びその周辺に建造された円筒形の

人工大陸スペースコロニー。

人類がそこで暮らすようになって半世紀。コロニーの一つサイド3がジオン公国を名乗り、

地球連邦に独立戦争を挑んで来た。

戦況が膠着状態に陥ってから八か月後。

サイド7に於ける地球連邦軍の機密・V作戦を探るジオン軍の行動が戦況を動かす。

 

サイド7から脱出し、

ジオン軍少佐シャア・アズナブルの追撃をかわしながら地球に降下した戦艦ホワイトベースは、

ジオン軍の占拠する北米大陸から脱出後ユーラシア大陸を西へ進み、

北アイルランドの連邦軍補給基地へと到着する。

その目的は度重なる戦闘によるダメージの復旧と、乗組員の一時休息の為であった。

 

そんな中、補給基地司令室に於いて、

レビル将軍はホワイトベース乗組員達に向けて修理終了後に南米のジャブロー基地行を指示していた。

レビル将軍。

赤い彗星と呼ばれる実力者シャアと互角に渡り合い北米でも善戦するホワイトベース(及び乗組員)に着目し、

正式な軍属では無い彼らを秘かに援護していた連邦軍重鎮である。

 

そんな折、

補給基地を監視していたジオン軍マッドアングラー隊がホワイトベースを狙って攻撃を開始した。

動けるモビルスーツ、装備等の戦力で応戦するホワイトベース乗組員達。

その戦闘の最中、司令室内で部下からの避難勧告を退けたレビル将軍は事も無げに言った。

「全軍を指揮する者が、弾の後ろで叫んでいては、勝つ戦いも勝てんよ」

その戦闘を見ながら、

戦闘の主力が最早戦艦では無くモビルスーツに移行しているのを改めて認識するレビル将軍であった。

 

「全軍を指揮する者が、弾の後ろで叫んでいては、」

正式な軍属でも無いホワイトベースに補給を差し向けるなど、

レビル将軍の行動は情報量の圧倒的に少ない中ではある種の賭けとも言えます。

しかし、赤い彗星として有名なシャアを振り切り、

戦力的に優位な筈のガルマと渡り合ったと言う事実だけで、

ホワイトベースの秘めたるポテンシャルを見抜くなど先見の明を持つ切れ者でもあります。

 

補給部隊マチルダ・アジャン中尉はホワイトベースへの補給時に

「連邦軍にも、あなた方を見捨ててはいない人がいることを忘れないで下さい」

と言っています。

この事は、当時の連邦軍内部に於けるホワイトベースの評価の低さをも表わしていて、

如何に〈見捨ててはいない人=レビル将軍〉の存在が少数派であったかを示しています。

 

慇懃無礼な連邦軍の中で、この様な好意的に接する年長者が存在するのは有難い事です。

しかし、目をかけた若者たちを更に激化する戦場に送り込まなければならないと言うその心中は

如何ばかりの物でしょうか。

だからこそ、攻撃されている中逃げずに共に戦っていると言う姿勢を示したのでしょう。

〈君達だけでは無い。私も共にある〉危険を顧みず戦局を見据える。

そんな彼が将軍であったからこそ、ホワイトベースは生き延びて来られたとも言えます。

 

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まとめ

レビル将軍のセリフ「全軍を指揮する者が、弾の後ろで叫んでいては、

勝つ戦いも勝てんよ」について語ってみました。

もしレビル将軍が生き延びていたら、

まずバスク・オム(『機動戦士Zガンダム』登場)の様なキャラは出てこなかったかも知れません。

 

しかし、勝利の立役者である筈のアムロ・レイを幽閉同然の状態にした元連邦軍組織。

英雄として賞賛されてもおかしくないレビル将軍もまた、歴史から抹殺されたかも知れませんね。

事ほど左様に冷え切っていく宇宙世紀。

 

そう考えると、レビル将軍は真に理解ある最後の年長者であったと言えます。

(これ以降に登場する大人は皆、クセモノばかりですし・・・)

 

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