【機動戦士ガンダム 名台詞集】ララァ・スン「ときがみえる」とは

「ときがみえる」(byララァ)とは一体何だったのだろうか?

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1979年に放送が開始されたTVアニメ『機動戦士ガンダム』。

本作では、何気ないけれど心に残るセリフが数多くあります。

登場キャラクターの老若男女問わずに発せられた言葉の数々。

ここでは、その中から第41話「光る宇宙」でのララァ・スンのセリフ

「ときがみえる」

について語ってみましょう。

 

 

「ララァ」ってどんなキャラクター?

 

アニメブームと呼ばれた1970年代後半から1980年代前半。

その中の1979年(昭和54年)に放送されたTVアニメ『機動戦士ガンダム』。

当時のジャンルで言えばロボットアニメに属します。

(現在は『ガンダム』自体が1ジャンルを作っています)

同時期に放送されていたのは

『未来ロボ ダルタニアス』『サイボーグ009』『花の子ルンルン』

『マルコポーロの冒険』『タイムボカンシリーズ ゼンダマン』等々・・・。

おっと、前置きが長くなりましたね。

ララァ(フルネームはララァ・スン)とは『ガンダム』に登場する少女で、

番組後半(第34話「宿命の出会い」~第41話「光る宇宙」)の

キーパーソンになるキャラクターです。

 

 

「ララァ」に出会った時の第一印象

その見た目、発する言葉、立ち居振る舞いがそれまでの『ガンダム』のキャラクターとは明らかに違います。

だけど強烈なインパクトを持って騒がしく登場したのではなく、あたかも「以前からいましたよ」

と言う様に彼女はスーッと入り込んで来ました…。

今思い出しても〈不思議な感覚〉を覚えさせたキャラクター。

アムロとの最初の出会い(第34話「宿命の出会い」)のシーンは、新キャラクターの紹介としてはとても綺麗で印象的です。

最も、この後アムロの宿敵であるシャアと並んで登場してアムロ、そして私たち視聴者をも驚かせてくれましたけれど…。

軍属らしい雰囲気を出していなかったから余計にですね。

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番組内に於ける「ララァ」の位置づけ

元々は一般人のアムロが、マニュアルを流し見しただけでガンダムを操縦し、ジオン軍を圧倒する作劇上の

理由づけにしか過ぎない(筈だった)「ニュータイプ」と言う設定。

ララァは、その「ニュータイプ」と言う便利な設定を、概念として説明する為に作られたキャラクターだと私は思います。

目に見えないよりは、形〈映像〉として存在した方が見ている者は納得し(た様な気分になり)ますからね。

戦場においては有効な戦力である「ニュータイプ」能力。ララァ自身も戦場に赴く事となりますが…。

 

「ときが見える」

ララァがこのセリフを言ったのは第41話「光る宇宙」。

宇宙空間での戦闘中、アムロとララァはニュータイプ同士の精神による交信を行っていた。

自分の状況、出会うタイミングのズレ等を憂うララァ。

それを阻止してアムロと戦闘を繰り広げんとするシャア。

その最中に隙が出来たシャアを助ける為に、ララァはアムロの操縦する

ガンダムのビームサーベルの前に飛び込み刺し貫かれる。

その彼女の今際の言葉が「ときが見える」になります。

(正確には「ああっ、アムロ。ときが見える…」)

命の灯が消える間際、ララァはアムロの精神と最後の交信をします。

自分と同じ能力を持つ者に出会えた事を「人の変革」と喜び、その者達が作るであろう時代の流れ・変化を

「ときが見える」と希望をもって語ったララァ。

しかし、その希望は彼女の死と共にもろくも崩れて行きます。

それは後の時代が証明する事となりますが…。

 

以上は筆者が考えた解釈になります。

何とも不思議な展開に茫然としていたのか、感覚的に分かったふりをしていたのか、

放送当時の私が説明するのは難しいですね。

こんな状態を〈煙に巻かれる〉と言うんでしょうか。

この「ときが見える」と言う言葉。

抽象的であるが故に、人によっては様々な解釈が出来そうです。

最も、『ガンダム』内で一番熱く交わされたのは、こういった部分部分では無く、

「ニュータイプ」全体の定義についてだったと記憶していますが…。

 

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富野喜幸(現・富野由悠季)の言葉操り

富野監督は、「言葉遣いのセンスの面白い人だな」と感じています。

様々な作品で癖のある言い回しのセリフを使用して、富野ワールドを形成して行きます。

「ときが見える」のセリフが、脚本時からか監督が追加した物かはわかりませんが、

これを使う事で作品世界が組み立てられると言う判断は、

ある意味英断とも言えるのではないでしょうか。

最も、富野喜幸ワールドを知るのに最適なのは〈『無敵鋼人ダイターン3』後期の次回予告ナレーション〉

と思う私は、多分マイノリティ…。

 

さて、この「ときが見える」と言うセリフ。

これを聞いた時、あなたはどっちの字を思い浮かべますか?

「時が見える」か「刻が見える」か。

迷わずに「刻」が思い浮かんだら、もうあなたも富野ワールドの虜です。

 

まとめ

ララァのセリフ「ときが見える」について書いてみました。

人のよって解釈が異なるこのキーワードにピンッ!と来たら、

ぜひ富野監督の他の作品もご覧になられる事をお勧めします。

思わず感心する言葉に出会える事と思います。

 

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