【機動戦士ガンダム 名台詞集】テム・レイ「こいつをガンダムの記憶回路に取り付けろ」

「こいつをガンダムの記憶回路に取り付けろ」(byテム・レイ) 

エリートの成れの果て

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1979年に放送が開始されたTVアニメ『機動戦士ガンダム』。

 

本作では、何気ないけれど心に残るセリフが数多くあります。

 

登場キャラクターの老若男女問わずに発せられた言葉の数々。

 

ここでは、その中から第33話「コンスコン強襲」でのテム・レイのセリフ

 

「こいつをガンダムの記憶回路に取り付けろ」

 

について語ってみましょう。

 

 

その再会のもたらすモノは

地球の衛星軌道上及びその周辺に点在する人工大陸スペースコロニー。

 

 

その内の一つサイド6は、コロニー内及び周辺宙域での戦闘行為を地球連邦軍、

ジオン軍ともに禁じられた中立地帯である。

 

戦闘を一時忘れた久しぶりの休日、買物に出かけたアムロは思わぬ人物を発見する。

それはサイド7における戦闘時に行方不明となっていた父テム・レイであった。

 

ジャンク屋に住み込んでいるテムは、招き入れたアムロにジャンクパーツを

組み合わせたユニットを差し出す。

 

「こいつをガンダムの記憶回路に取り付けろ」

 

喜々として父が差し出すユニットを受け取って、アムロは落胆する。

 

そのユニットが瞬時に旧式と分かる構造であった事からだ。

 

テムが長時間の宇宙空間漂流による影響で、酸素欠乏症に罹患しているのを察した

アムロに対し、早急に立ち去る事を促すテム。

 

 

再会を喜ぶどころか自分を戦争の道具の一つとしか見ていないテムに絶望したアムロは、

受け取った使えないユニットを地面に投げつける。

 

 

父との再会は、母の時と同じく苦い物であった…。

 

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「こいつをガンダムの記憶回路に取り付けろ」

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テム・レイがアムロと再会した時、なぜかテム・レイはアムロがガンダムのパイロットで

ある事を知っています。

 

連邦軍の制服(軍服)を着用しているから軍属である事は判りますが、

そこから連想するにはテムの持つ情報が少ない筈なんですよね。

 

不思議に思っていたのですが、手元にある第1話の台本時点ではテムはガンダムを

操縦しているのが「もしかしたらアムロか?」と思うシーンがあったのです。

 

完成映像ではカットされているので、この再会時のシーンはやや唐突に感じます。

 

テム・レイの姿を見つけて近づくアムロは笑っているんですよね。

 

母カマリアとの再会する前と同じ様に…。

 

それは〈軍人としてでは無い、子供として〉親の愛情を欲する自然な行動です。

 

本来ならアムロは、テムが自分を心配し激励してくれるのを期待していたでしょう。

 

しかし、現実は残酷な物でした。改めて見て見ると切ないですよね…。

 

 

この場面でもう一つ私が感じたのは、〈世代間の齟齬〉と言う事です。

 

年長者世代の持つ物を古いと感じるのは、時代の流れの中では至極当然の事でしょう。

 

ここでは酸素欠乏症に罹患したと言う要素を加えてはいますが、テム・レイは自作の

ユニットを新型と信じてアムロに渡します。

 

この自信が逆に悲しいですよね。

 

最も、年長者は自分の持つ物が〈時代を映した物〉である事を認識しています。

 

しかし、それを認識出来ないと思われるテムの行動は例えるなら、

ダイヤル式黒電話を宇宙世紀0079仕様モデル電話と言って渡す様なものでしょうか。・・・

 

コレクター以外はアムロと同じ行動をするかも知れませんね・・・?

(分かりにくいかなぁ・・・)

過ごしてきた時間の違いは、時に残酷なモノを映し出します…。

 

まとめ

テム・レイのセリフ「こいつをガンダムの記憶回路に取り付けろ」について語ってみました。

いわばエリートでもあるモビルスーツ・ガンダム製作スタッフだった父の変貌に落胆する

アムロの姿を見て、なんだかんだ言っても父をそれなりに尊敬していたのだろうなと思います。

 

この勝手な父親と愛情を欲する息子の心のすれ違いを、あの短い時間(台本では1ページ)で

描けるのだから、『機動戦士ガンダム』のスタッフの手腕に改めて感心します。

 

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