【機動戦士ガンダム 名台詞集】マ・クベ「いい音色だろ?」とは

「いい音色だろ?」(byマ・クベ)

戦場に響くは・・・

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1979年に放送が開始されたTVアニメ『機動戦士ガンダム』。

本作では、何気ないけれど心に残るセリフが数多くあります。

登場キャラクターの老若男女問わずに発せられた言葉の数々。

ここでは、その中から第16話「セイラ出撃」での

マ・クベのセリフ

「いい音色だろ?」

について語ってみましょう。

 

およそ、この場に合わぬ音

人工大陸であるスペースコロニーに於いて天然資源の確保は望むべくも無い事。

地球での資源採掘は、これからの戦局を優位に進めようとするジオン軍の重要な課題であった。

勿論、それを阻止せんとする地球連邦軍の動きも活発になっていった…。

 

マ・クベ少佐。ジオン公国を支配するザビ家の長女キシリア・ザビ少将配下で、

地球上で占拠した鉱山から資源採掘を行う責任者である。

キシリアの末弟ガルマ・ザビの仇討ち部隊ランバ・ラル隊に向けて、

虚偽の連絡を行わせたマ・クベの細い指が卓上の首長の白磁の壺を爪はじく。

「いい音色だろ?」

近づくと思われていたホワイトベースが鉱山から離れるのを知ったマ・クベは、

より自分達への目を逸らす為にランバ・ラル隊に攻撃を指示。虚偽の連絡および攻撃指示も、

すべてはランバ・ラルの上司であるキシリアの弟ドズル・ザビ中将に鉱山の実態を

知られまいとするマ・クベの狡猾な判断による物であった。

それは即ち、ジオン軍そしてザビ家内部が必ずしも一枚岩では無い事を物語っていた…。

 

「いい音色だろ?」

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細身の体にやや神経質な容貌を持ち、ジオン軍唯一の白い軍服を着用。

正体の見えないシャア・アズナブルとは異なる、モビルスーツ及び生身で戦線に立つ戦士達とは、

明らかに違う雰囲気をまとったマ・クベの登場は静かな物でした。

 

・鉱山内指令基地・部屋(応接室風)

白磁の壺の頭をはじいて―

マ・クベ「いい音色だろ?

ウラガン「はい。よいものなのですか?」

マ・クベ「北宋だな」

ウラガン「ハ?」

マ・クベ「なんだね」

 

・・・これだけ聞くと、鑑定士と未熟な弟子の会話にも聞こえますね。

とても戦争を題材にしたアニメ内での会話とは思えません。

しかし、この様々に散りばめられた違和感も『機動戦士ガンダム』の魅力の一つではあります。

戦場になる可能性のある場所に私物を持ち込むなとは言いませんが、よりによって

割れ物を持ち込むとは普通の感覚ではありません。

しかし、深読みすると「この鉱山が攻撃を受けても負けることは無い」=「壺は割れない」

と言う自信の暗喩だったのかも知れませんね。

 

奸智に長けた彼が様々な策略を巡らす事で、シャアと同じ少佐の地位まで登りつめたと言う

自負がその顔に自信の薄笑いを浮かばせていたのでしょう。

だからこそ重要拠点である鉱山を任されたとも言えますか。

この様なより深い知略派のキャラクターが出てきた事で、軍の構図と言う物を

感じた人も多いと思われます。

とは言え、この状況は「変な新キャラが自分に酔ってる~」

と言う捉え方をもされますが…。

 

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まとめ

マ・クベのセリフ「いい音色だろ?」について語ってみました。

マ・クベを語る上で忘れてはならないのが、塩沢兼人氏と「マ」表示でしょう。

神経質でありながら張った声―聞き取り易い―とその演技は、まさに塩沢氏のハマリ役で、

彼以外の声は想像出来ないものです。

実際に本作以降の塩沢氏はいわゆる〈クセ者〉キャラを幾つか担当する事になります。

そのすべてが忘れられないキャラクターばかり。

改めて得難い役者であったなと、その夭逝が本当に悔やまれますね…。

 

劇場版『機動戦士ガンダムⅡ 哀・戦士編』のエンディング。

静かに流れるBGMと共に画面に表示されるテロップ。

余韻に浸っていたその時、私たち観客の爆笑の声が映画館内に響き渡りました。

そう、「アムロ」「ブライト」達に倣ってマ・クベも「マ」一文字で表示されていたからです。

キャラクター名の表記が基本ファーストネーム(名前)のみだった事から起こったこの現象、

不意を突かれた私たちがネタにしたのは言うまでもありません。

それも良い想い出です…。

 

 

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