【機動戦士ガンダム 名台詞集】スレッガー「指輪を頼むよ、少尉」

「指輪を頼むよ、少尉」(byスレッガー・ロウ)

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1979年に放送が開始されたTVアニメ『機動戦士ガンダム』。

本作では、何気ないけれど心に残るセリフが数多くあります。

登場キャラクターの老若男女問わずに発せられた言葉の数々。

ここでは、その中から第36話「恐怖!機動ビグ・ザム」の

スレッガー・ロウのセリフ

「指輪を頼むよ、少尉」

について語ってみましょう。

 

それは幻の繋がり―

急激な人口増加に対応する為に、地球の衛星軌道上及びその周辺に建造された円筒形の

人工大陸スペースコロニー。

人類がそこで暮らすようになって半世紀。コロニーの一つサイド3がジオン公国を名乗り、

地球連邦に独立戦争を挑んで来た。

劣勢にあった地球連邦軍であったが、

戦艦ホワイトベース及びモビルスーツ・ガンダム等の開発が徐々に状況を好転させて行く。

 

サイド7から地球に於けるジオン軍との戦闘の成果から、

充分な戦力になり得ると判断されたホワイトベースは正式に連邦軍に属する事となり、

ジオン軍防衛線である宇宙要塞ソロモンへと向かう。

戦況を優位に導きたい連邦軍と、ソロモンを死守せんとするジオン軍との戦闘が開始された。

 

その激闘の最中、スレッガー・ロウ中尉の操縦するガンダム用パワーアップパーツ・Gファイターが

左エンジン部被弾の為ホワイトベースに帰投する。

Gファイターの修理を行う僅かな時間。

待機場で軽く腹ごしらえをするスレッガーを心配したホワイトベース操舵手ミライ・ヤシマが彼に近づく。

 

彼女の何やら思いつめた表情からその胸中を察して、優しく語りかけるスレッガー。

自分に対する恋慕の情は、優柔不断な婚約者カムラン・ブルームとの比較で生じた幻想。

まして、エリートと自分の様な庶民では住む世界が違うと言って諦めさせようとする。

 

しかし、「死なないで」と言う彼女への返事としてスレッガーは、

宇宙(そら)で無くすと大変だと言って母親の形見の指輪をミライに渡す。

「指輪を頼むよ、少尉」

それは覚悟の地に赴く前の、

微かに心を通わせた女性への不器用な男の別れの挨拶の様にも聞こえた…。

 

「指輪を頼むよ、少尉」

母親の形見の指輪を大事に持っているスレッガー。

母親想いの良き息子だったのでしょう。

そこから、ふと彼の過去を勝手に想像してみたくなりました。

 

アメリカ西部、現在とまんま変わらないヤンチャぶりを発揮して、

友達や女の子を泣かせていた悪ガキの彼にも、唯一の弱点がありました。

毎日毎日悪さをするスレッガーを叱る母親です。

しかし、理不尽な怒り方をしない事は子供心に分かっていた彼でした。

厳しい社会の中、

女手一つで自分を育ててくれる頼もしい姿は父親の不在など忘れさせてくれた物です。

 

そんな母親に楽をさせようと、スレッガーは地球連邦軍へと入隊します。

息子を心配しながらも、口から出るのは

「あまり、軍隊でヤンチャしないでね」

と言った愛ある叱責でした。

それから程なく、母親は息を引き取ります。

 

まるで「私の事は心配しなくてもいいよ」と語るかの様に…。

さしずめ、〈後顧の憂いを断つ〉と言った所でしょうか。

母親が亡くなった時、ここまで育ててくれた感謝の気持ちを忘れない様に、

その遺体から外した指輪。

 

肌身離さず持っていたその指輪を彼はミライに託します。

ミライの中に、厳しくも優しかった母親の姿を重ねたのでしょう。

そしてあるいは、指輪に宿る母親に幻の彼女の紹介をしたのかも知れません。

どこかにあるかも知れない、

苦笑いをして母親と並んで写っているスレッガーの写真とかを想像すると少し切なくなりますね。

 

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まとめ

スレッガー・ロウのセリフ「指輪を頼むよ、少尉」について語ってみました。

この一連のシーンは、何か外国映画の1シーンを彷彿とさせてくれるので好きですね。

今も昔もクリエイターの方々は貪欲に映画、

音楽等の情報を吸収し咀嚼して自分の形として表現する事があります。

 

『機動戦士ガンダム』内でも、

さりげなく洋画の雰囲気を匂わせる場面やカットが散見されている様に感じます。

レイアウトを真似しただけでは、あの雰囲気は出せないでしょう。

何事もそこにある本質を理解して初めて、出せるモノでしょう(これ、基礎中の基礎ですよねぇ…)。

 

 

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