【機動戦士ガンダム 名台詞集】ワッケイン「ジオンとの戦いは、まだまだ困難…」とは

「ジオンとの戦いは、まだまだ困難を極めるという時、我々は学ぶべき人を次々と失ってゆく。

寒い時代だと思わんか?」(byワッケイン)

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1979年に放送が開始されたTVアニメ『機動戦士ガンダム』。

本作では、何気ないけれど心に残るセリフが数多くあります。

登場キャラクターの老若男女問わずに発せられた言葉の数々。

ここでは、その中から第4話「ルナツー脱出作戦」での

ワッケインのセリフ

「ジオンとの戦いは、まだまだ困難を極めるという時、我々は学ぶべき人を次々と失ってゆく。

寒い時代だと思わんか?」

について語ってみましょう。

 

軍規が守るは命に非ず?

急激な人口増加に対応する為に、地球の衛星軌道上及びその周辺に建造された円筒形の

人工大陸スペースコロニー。

人類がそこで暮らすようになって半世紀。コロニーの一つサイド3がジオン公国を名乗り、

地球連邦に独立戦争を挑んで来た。

戦況が膠着状態に陥ってから八か月後。

サイド7に於ける地球連邦軍の機密・V作戦を探るジオン軍の行動が戦況を動かす。

 

戦火に巻き込まれ避難民となったサイド7の一般人たちを乗せて、連邦軍戦艦ホワイトベースは

衛星軌道上に建造された連邦軍前線基地ルナツーヘ入港する。

避難民の収容を拒否するルナツー司令官ワッケイン少佐は、連邦軍の機密保持の名目で

アムロ達素人集団のホワイトベース乗組員をも拘留してしまう。

 

その状況を打開したのはV作戦を偵察するジオン軍シャア少佐の行動と、

アムロ隊の戦いを見て来たホワイトベース艦長パオロのワッケインへの進言であった。

反逆罪の汚名を着る事も厭わない強い意志、加えてシャアの攻撃を退ける能力。

アムロ達を認めたワッケインはホワイトベースを解放、地球へと向かわせる。

 

「ジオンとの戦いは、まだまだ困難を極めるという時、我々は学ぶべき人を次々と失ってゆく。

寒い時代だと思わんか?」

 

シャアとの戦闘に勝利した直後、重傷を負っていたパオロ艦長が安堵したかの様に

息を引き取ったのだ。素人集団の厳しい航行が、ここに始まる…。

 

「ジオンとの戦いは、まだまだ困難を・・・」

ジオン軍への切り札となるV作戦の機密保持の為のワッケインの行動。

避難民を助けたいと思うブライト達ホワイトベース乗組員の意志。

両方とも正論なんですよね。

本放送当時は、アムロ達に感情移入しているのでワッケインの事を〈単なる頑固者〉と

思っていましたが、今見ると彼の行動も理解は出来ます。

 

これからの戦闘の為にホワイトベース及びガンダム等モビルスーツは必要不可欠、

だからこそ人員などが完全な形で戦場に送り出したい…希望の星でしょうからね。

とは言え、その思いが先走っていたからか、シャアからの攻撃を受けている現状を見ても

拘留を解こうとしなかったのは、視野が狭すぎます。

 

しかし、ブライトやアムロ達の働きでルナツーを防衛出来た事を認める辺りは、

ワッケインが只の軍規主義者ではない事を描いていますね。

素人同然の者達に機密を任せざるを得ない状況、まして精神的支柱である艦長をも失った

彼らをワッケインは案じます。

「寒い時代だと思わんか?」・・・生き延びるには何と過酷な・・・。

これからの戦闘の激化を予感させる見事なセリフです。

 

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まとめ

ワッケインの

「ジオンとの戦いは、まだまだ困難を極めるという時、我々は学ぶべき人を次々と失ってゆく。

寒い時代だと思わんか?」

について語ってみました。

 

TV版では第38話「再会・シャアとセイラ」で再登場、ホワイトベースが連邦軍の実質主戦力に

までなっている事に喜びを覚えていました。

認めてくれなかった人が、認めてくれると現実でも嬉しい物ですよね。

キャラクターのこう言った変化を見つけるのも楽しいです。

 

劇場版『機動戦士ガンダム』では、「学ぶべき人を次々と失ってゆく」の部分が

「素人まで動員して行く」に変更されました。

短い時間で、より現状の厳しさを表わす為の改変と思われます。

そしてそれは、ワッケインの立ち位置が軍よりも素人(民間人)に向いていると言う、

TV版よりは情にあふれた人物としても描かれています。

 

良かれと思ってしている事が、実は人を苦しめる・・・どこかで見た様な…。

 

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