【機動戦士ガンダム 名台詞集】ガデム「このザクとて、わしと百戦錬磨の戦いの・・」

「このザクとて、わしと百戦錬磨の戦いの中をくぐり抜けてきたのだ!」(byガデム)

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1979年に放送が開始されたTVアニメ『機動戦士ガンダム』。

本作では、何気ないけれど心に残るセリフが数多くあります。

登場キャラクターの老若男女問わずに発せられた言葉の数々。

ここでは、その中から第3話「敵の補給艦を叩け!」の

ガデムのセリフ

「このザクとて、わしと百戦錬磨の戦いの中をくぐり抜けてきたのだ!」

について語ってみましょう。

 

経験がもたらす過信―

急激な人口増加に対応する為に、地球の衛星軌道上及びその周辺に建造された

円筒形の人工大陸スペースコロニー。

人類がそこで暮らすようになって半世紀。

コロニーの一つサイド3がジオン公国を名乗り、地球連邦に独立戦争を挑んで来た。

 

戦況が膠着状態に陥ってから八か月後。

サイド7に於ける地球連邦軍の機密・V作戦を探るジオン軍の行動が戦況を動かす。

V作戦の中心機密である戦艦ホワイトベースとモビルスーツ・ガンダムの反撃に、戦力を失った

ジオン軍シャア・アズナブル少佐の乗艦ムサイの元へ補給が届けられようとしていた。

ムサイに追われるホワイトベースは相手の戦力が整えば次に勝てる保証は無いと考え

補給中の二隻を攻撃。

 

補給艦パプアを撃破されながらも、補給物資を放出した艦長ガデムはそのまま旧式の

自機ザクでガンダムに挑みかかる。

「(わしの船をやられたのだぞ!)

このザクとて、わしと百戦錬磨の戦いの中をくぐり抜けてきたのだ!

(にわか作りの連邦軍のモビルスーツなぞ、一撃で倒してみせるわ!)」

しかしその自信もガンダムの性能の前に一瞬で消えてしまった・・・。

 

「このザクとて、わしと百戦錬磨の戦いの中をくぐり抜けてきたのだ!

IMG_2853 (編集済み)

赤い彗星と呼ばれる有能なシャアにタメ口で皮肉を言う老兵士。

本放送当時は只の頑固オヤジと言う風に感じましたが、改めて見ると戦場に於ける生命線を

担う重要な部署を任されている事に誇りを持っている様に感じ方が変わりました。

しかし、シャアが失敗したと言う事実とガンダムの性能の両方を軽んじていた事が

彼の敗因になります。

 

それまでの戦場での経験、そして生き延びて来たと言う現実が、ガデムにガンダムへの

攻撃行動をさせたとしても不思議はないでしょう。

ある意味、目まぐるしく動く戦況について来られない(=自分では対応できると思っている)者の

代表としての最後の描写と言った所でしょうか。

実際、これより後では新型モビルスーツを上手に操る兵士たちの登場になります。

 

現実にも散見されますよね。頑固な部分を信念と称して正当化するズレた老○達。

それよりは「何としても物資は届ける」と言う強い思いのガデムの方が遥かにマシです。

 

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まとめ

ガデムのセリフ「このザクとて、わしと百戦錬磨の戦いの中をくぐり抜けてきたのだ!」

について語ってみました。

実はこの第3話「敵の補給艦を叩け!」を今見直すと様々な情報が詰まっています。

〈既にジオン軍の戦力は低下しつつある事〉、〈シャアはV作戦偵察より前には失敗をしていない〉、

〈本来なら引退してもおかしくない老人が現役の兵士=ジオン軍の戦力の地味な減少をより

強調させる〉等。

 

ジオン軍側もですがホワイトベース側の混乱も描かれています。

(台本で見ると情報量が多く感じるのですが、映像では見やすくなっています。

こういった演出での〈交通整理〉(※)の上手さも『ガンダム』を見る楽しみです)

こういった現状描写もですが、何気にシャアが問題提起をしているんですね。

明らかに素人集団に等しいホワイトベースに勝てない事への疑問。

この疑問への解答は後に語られる事となります・・・。

 

※余談

近年のアニメで演出の〈交通整理〉が巧みだなと感じたのは、劇場版『ガールズ&パンツァー』でした。

キャラクター、戦車、舞台各々の見せ方の上手さに感嘆した物です。

 

ガデム機ではないが旧ザク360℃動画

 

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