【機動戦士ガンダム 名台詞集】ランバ・ラル「気に入ったぞ、小僧」

「気に入ったぞ、小僧。それだけはっきり物を言うとはな」(byランバ・ラル)

生身の出会いが生む緊張

IMG_4894

1979年に放送が開始されたTVアニメ『機動戦士ガンダム』。

本作では、何気ないけれど心に残るセリフが数多くあります。

登場キャラクターの老若男女問わずに発せられた言葉の数々。

ここでは、その中から第19話「ランバ・ラル特攻!」内のランバ・ラルのセリフ

「気に入ったぞ、小僧。それだけはっきり物を言うとはな」

について語ってみましょう。

 

これまでの経緯

ジオン公国を支配するザビ家の四男ガルマ・ザビを戦死させた責任を取る形で左遷されたシャア・アズナブル少佐に代わり、

地球連邦軍戦艦ホワイトベースを追うのは自称ゲリラ屋のランバ・ラル大尉。

幾度となくホワイトベースとモビルスーツ・ガンダム達と戦闘を繰り広げるが、敵機の高性能などもあり歴戦の戦士のラルであっても、

今一歩の所で戦果を挙げる事が出来ずにいた。

そんな状況の中、戦闘時の判断の違いなどから、ガンダムを伴って操縦者アムロ・レイがホワイトベースから脱走する事態が発生する。

 

戦士と未熟者の邂逅

カスピ海周辺(トルクメニスタン=2016年現在)の砂漠を彷徨う脱走者アムロが、

レストランで食事をしていた時に入店して来た一団。

それはホワイトベースを追跡するランバ・ラル隊であった。ジオン軍の軍服姿に緊張するアムロ。

その姿に興味を示した妻ハモンに続いて、ランバ・ラルもアムロの横に近づく。

アムロも敵兵に遭遇した事が無い訳では無い。

母カマリア・レイに会いに行った時、あるいは傷病兵と遭遇している。

しかし、今カウンター席に座る自分の横に立っているのは、それとは違う確固たる自信に満ち溢れた

落ち着きある大人の男であった。

モビルスーツ越しでは幾度か出会っているが、生身での出会いは初めてである。

食事を奢ろうとするハモンの誘いを「理由が無い」「乞食では無い」と断るアムロにラルが言ったのが、このセリフである。

「気に入ったぞ、小僧。それだけはっきり物を言うとはな」

続けて

「ハモンだけのおごりじゃあない。俺からもおごらせて貰うよ。なら、喰っていけるだろ。ン?」

と言われて困惑するアムロ。

だが、一種独特なこの和やかな雰囲気は、アムロの幼馴染フラウ・ボウの登場で変わって行く…。

 

Image-1

「気に入ったぞ、小僧。それだけはっきり物を言うとはな」

視聴する年齢によってキャラクターへの感じ方が違うのは、まま有る事でしょう。

私が中学3年生時に見た時、それなりに共感は出来るけど好きにはなれないアムロに比べて

彼の生意気な口ぶりに怒る事も無く受け流し、それどころか賞賛とも取れる返しを行うランバ・ラルには大人の余裕を感じました。

そして「カッコイイな…」とも。

このレストランでの一連のシーンは何かアメリカ西部劇映画を見ている様な感覚で、〈ロボットアニメは子供っぽい〉と言う

先入観を払拭する所とも思います。

後、このセリフには「明快な受け答えをする者が少なくなった」と言った、時代によるコミュニケーションの変化をも内包している…

と言うのは考え過ぎでしょうかね。

ラルの年齢を追い越した現在、この様な状況でラルの様に余裕を持って振る舞えるか…

悲しいかな、断言は出来ませんね…。

 

スポンサーリンク
 

 

まとめ

ランバ・ラルのセリフ「気に入ったぞ、小僧。

それだけはっきり物を言うとはな」について書いてみました。

ランバ・ラルの『機動戦士ガンダム』登場回は第12話、第16、17話、第19、20話と5回しかありません。

私も彼の年齢を越えました。

しかし、出番が少なくとも受け手の年齢が変わってもランバ・ラルが〈理想の男性像の一人〉

である事は今も昔も変わりません。

 

この様な魅力的なキャラクターに、まだまだ出会いたいものです。

 

 

関連記事

 

 

ガンダムキャラ特集

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ