【機動戦士ガンダム 名台詞集】予告「君は生き延びることができるか」

君は生き延びることができるか

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1979年に放送が開始されたTVアニメ『機動戦士ガンダム』。

本作では、何気ないけれど心に残るセリフが数多くあります。

登場キャラクターの老若男女問わずに発せられた言葉の数々。

ここでは、その中から毎回の次回予告の最後

「君は生き延びる事が出来るか」

について語ってみましょう。

 

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エンディングと次回予告を見終わるまでチャンネルは変えない―

視聴者の次回への興味を引く仕掛けとして作られる次回予告。

1970年代だと、予告の最後に

「(サブタイトル・以下〈~〉表記)にご期待下さい」

「~をお楽しみに」

と言った語句を付けたスタイルが一般的でした。

そんな中で『ゲッターロボ』(1974)の「~にテレビ、スイッチオン!」と言う

番組独自のコピーを使用した事から、他番組でもこれに倣った予告が作られる事となります。

ごく一部を紹介すると―

・「~を、みんなで見よう!」(1973『ウルトラマンタロウ』)

・「~にレーッツ、コンバァイン!」(1976『超電磁ロボ コン‐バトラーV』)

・「~にレッツ、ボルトイーン!」(1977『超電磁マシーン ボルテスV』)

・「~にジャスティーン!」(1978『闘将ダイモス』)

等々、各々の番組イメージを構築する要素の一つになって行きます。

 

そんな中、富野喜幸監督作品も凝ったコピーで我々を引き込んでくれます。

・「~。さぁて、どう戦い抜くかな?」(2話~21話用予告)

・「~。さぁて、どう戦ってくれるかのぉ?」(22話、23話用予告)

(両方とも1977『無敵超人ザンボット3』)

・「~にカムヒアー!」(1978『無敵鋼人ダイターン3』)

そして、『機動戦士ガンダム』の「~。君は生き延びる事が出来るか」となります。

 

 

 

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君は生き延びる事が出来るか

共に作中キャラクターが予告を語った『ザンボット』『ダイターン』とは違い、

『ガンダム』のそれは、いわば傍観者としての語りとしての予告でした。

本編の熱さをクールダウンするかの様なエンディングに続いて、

軽い緊張感を出しながら淡々と語られる次回予告。

その最後は視聴者への問いかけと言う形です。

 

今思うと、この問いかけは

〈これを見ている中高生や若者たちよ、これからの社会を生き延びる準備はしているか?〉

にも受け取れます。

番組で描かれた過酷な戦場と同様に、現実の社会も、人生も日々これ戦いです。

それは制作者の大人としての願いを込めたモノかも知れません。

最も、本放送当時の私はこのセリフを単純に「渋いなぁ~」と感じていましたが(笑)。

 

あ、本放送で思い出しました。最終回の予告で「(略)次回、機動戦士ガンダム『脱出』。

君は生き延びる事が出来るか」を聞いた時、なぜか知らないけれど落涙したんですよね。

『ガンダム』が終わるのが悲しいから?

いや、ナレーター永井一郎氏の言圧と言うか、言霊と言うか、

その様な物に心を揺さぶられた感を受けた記憶があります。

 

次回予告の時点で感動する事も有るんですね(他には『宇宙刑事ギャバン』

42話に付いた43話「再会」の予告。

夕陽が染める港に立つ烈の画面に「再会」の文字の画面を見た時は、

胸にグッと来るモノがありました)。

 

まとめ

「君は生き延びる事が出来るか」について語ってみました。

次回予告(の締め)の作り方も日々変化しています。

 

『機動戦士ガンダム』以降で印象的なのは、思いつくままに記してみると―

・「~。がんばれ!若社長!(社員)まかしとき!(ワッ太)」(1980『無敵ロボ トライダーG7』)

・「~。スペース ラノウェイ(Space runaway)」(1980『伝説巨神イデオン』)

・「~。その目で、しかと見よ!」(1981『最強ロボ ダイオージャ』)

・「~。Not even Justice.I want you get truth.真実は見えるか?」

(1981『太陽の牙ダグラム』)

・「(予告自体が短編小説風)」(1983『装甲騎兵ボトムズ』)

・「~。こいつはすごいぜ!」(1987『超人機メタルダー』)

・「~。君ん家にも、宇宙人いる?」(1990『勇者エクスカイザー』)

・「~。月の光は、愛のメッセージ」(1992『美少女戦士セーラームーン』)

・「これが勝利のカギだ!」(1997『勇者王ガオガイガー』。厳密にはエンドカード)

・「~。みんなもポケモン、ゲットだぜ!」(1997『ポケットモンスター』)

・「~に、レリーズ!」(1998『カードキャプターさくら』)

 

番組に関わるキーワードを巧みに折りこんだモノが多く見受けられますね。

2016年現在は、次回本編で使われるセリフを構成しサブタイトルを言わない(画面には表記)物や、

逆にサブタイトルだけを紹介する物、コメディタッチの物等、

総じて登場キャラクターが予告も担っていると言う感じを受けます。

 

『ガンダム』関連に於いては2016年放送の『機動戦士ガンダムUC‐ユニコーン‐RE:0096』

(TV放送版)の予告「~。君の中のニュータイプが目を覚ます」を

ナレーター池田秀一氏が語ります。

 

永井一郎氏の静かな威圧感を持って語られた事で、

私の記憶に刻まれた

「君は生き延びる事が出来るか」。

番組を思い出すのに、次回予告と言うのは案外手軽な取っ掛かりになりそうですね。

(予告が切られる再放送なんて論外だ!)

 

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